スクエアコートスターは平編みでつくることができます。
基本的な細編みを練習するのに最適な作品となっています。
材料・道具
・毛糸(ウール/並太)…15g
・針…かぎ針5/0号
つくり目
1.針を糸の向こう側にあて、手前に引きながら反時計回りに回転させます。
2.糸がクロスした部分を左手の中指と親指で押さえ、糸をひっかけるように動かし、針に糸をかけます。
3.針に糸をかけたまま奥に引きます。
4.引き抜いたら押さえていた指を離し、糸を下に引いてループを引き締めます。
5.針に糸をひっかけるように動かし、糸をかけます。
6.針先に糸をかけたまま、ループの中に引きます。
7.これで「鎖編み」1目が完成です。
8.糸をかけて引くを19回繰り返します。
9.コースターに必要なつくり目を20目編みます。
全部で20目あるか確認します。
1段目
1.立ち上がりの鎖編みを1目編みます。
つくり目最後の目の裏山に針を入れます。
2.針に糸をかけて糸を引き出します。
3.針に糸をかけ、2本のループを引き抜きます。
4.これが細編みです。
次の針は次の編み目に入れ、1~3を19回繰り返します。
5.最後の目も、裏山に針を入れ、細編みを編みます。
6.最後の目まで編んだら全部で20目あるか確認します。
2段目
1.2段目の立ち上がりの鎖編みを1目編み、編地を反時計回りに回転させます。
2.端の目の頭の鎖2本に針を入れます。
3.針に糸をかけ、ループの中に糸を引き出します。
4.針先に糸をかけ、2つのループを一度に引き抜きます。
5.2段目の細編みが1目編めたところで、次も細編みの頭の鎖2本を拾います。
6.19目まで編むと、前段最後の目に針を入れ、20目を編みます。
3段目~最終段
1.立ち上がりの鎖編みを1目編み、編地を回転させ、端の目の頭の鎖2本に針を入れ、細編みを編みます。
2.2目からも同様に編んでいきます。
3.目がきつくなっていないか、ゆるくなっていないか、大きさは均等かなど確認しながら最終段まで編んでいきます。
4.最後の目は一段下の目に針を入れ、細編みを編みます。
5.編地本体は完成です。
ループ
1.ループを鎖編みで編みます。
2.鎖編みを20目編んだら、編地を回転させます。
3.最終段最後の細編みの頭の鎖2本に針を入れます。
糸をかけ、引き抜いてループを固定します。
4.引き抜いたら、針にかかっているループを大きく広げます。
5.10~15cmほど残して糸を切ります。
6.大きくしておいた糸端を通して引き締めます。
糸端の始末
1.編み終わりの糸に針を通し、「ループ」で引き抜いた目に針先を入れます。
2.端の目に5cmほどくぐらせます。1目ずつではなく、一度に5目くらい通して大丈夫です。
3.一方向だけだと抜けてしまうため、引き返して逆向きにも3~4cm程度くぐらせます。
4.余った糸は編地ギリギリの部分で切ります。
5.編み始めの糸端もとじ針に糸を通し、始末します。
6.最後に、編地の四隅をまち針で留め、アイロンをかけます。
アイロンを押し付けてしまうと編地がつぶれてしまうため、1cm程度浮かせ、スチームアイロンをかけます。
完全に冷めてからまち針を外します。