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編み物をする際に必要な道具や編み進め方など知らなければ始めることができません。

そこでここではかぎ編みを例にし、かぎ編みをする上で必要な道具などを挙げていきます。

道具

編み物

〇かぎ針

かぎ針にも種類が様々あります。

・かぎ針…2/0~10/0号があり、数字が大きくなるほど太くなります。

・グリップ付き両かぎ針…グリップ付きのものは滑りにくく、長時間使用する人や初心者の方におすすめです。両端に号数の違うかぎがついているものもあります。

・ジャンボかぎ針…かぎ針よりも太く、7mmや8mmと「mm」で太さを表します。

・レース針…細いレース糸を編むかぎ針です。0,1,2,4,6号と、数字が大きくなるほど細くなります。

〇はさみ

手芸用の布もよく切れるものを使います。

〇とじ針

縫物用の針とは違い、針先は丸くなっています、

毛糸が引っ掛かりにくくなっています。

〇まち針

編地を留める時やアイロンをかける時に使用します。

〇アイロン

作品が仕上がった際に蒸気で編み目や形を整えるのに使用します。

スチームがついているものを選びましょう。

〇メジャー

糸の長さや作品のサイズを計るときに使用します。

 

毛糸の扱い方

毛糸から糸を出す時は、毛糸玉の中心から糸端を探し出し、引き出します。

中央に紙が入っているものは、紙をねじることによってとり出します。

※糸が見つからない場合※

1.毛糸玉の中心から糸を多くとり出します。

2.出した糸の中から糸端を探します。

3.親指と小指に8の字になるように糸をかけます。

4.ある程度束になったところで、クロスするところを持ち、指から外します。

5.クロスした部分に毛糸玉の方の糸をゆるく巻き付けてまとめます。

6.編みはじめるときは、糸端から使用します。

糸のかけ方・針の持ち方

編み物

1.糸端を10cmくらい残し、手の甲側から薬指と小指の間に糸を挟みます。

2.人差し指に糸をかけます。

3.親指と中指で糸を挟みます。

4.針は針先のかぎが下になるように、親指と人差し指でかぎ針を挟んで軽く持ち、中指を添えます。

5.腕や肩の力を抜き、胸のあたりで楽に構えます。

※糸を持つときに、滑りやすい場合は糸端を小指に糸を一周かけます。

※針を持つときは力を入れ過ぎないように注意しましょう。

編み物用語

・目の頭…編み目の一番上にある部分のことです。鎖の目のようになっています。

・目の足…目の頭以外の部分を指します。

〇目の数え方

目は鎖編み以外は「頭」と「足」を1セットにして1目と数えます。

〇段

平編みでは、目を端から端まで編んだものが「段」です。

段を重ねることにより、編地がつくられていきます。

〇つくり目

つくり目は編地の土台になる目のことです。

鎖編みで編んでいきます。

つくり目は1段目とは数えません。

〇台の目

立ち上がりの目の土台となるつくり目を「台の目」といいます。

〇立ち上がり

かぎ針の編み目は、それぞれ決まった目の高さがあり、新しい段を編むときは鎖編みを編んで高さを揃えてから編み始めます。