編み物において毛糸の種類は大切です。
種類によって作品の仕上がりが変わってきます。
自分の作りたいイメージを浮かべながらどのような毛糸を使うのか選ぶようにします。
毛糸の太さ、種類、ラベルの見方の3種を挙げていきます。
毛糸の太さ
〇極太
2/0号の針を使用する毛糸です。2本どりで使用することもあります。
〇中細
3/0~4/0号の針を使用する毛糸です。
〇合太
4/0~5/0号の針を使用する毛糸です。薄手の作品に使用することが多いです。
〇並太
5/0~7/0号の針を使用する毛糸です。
基本的な太さとなっており、比較的に手に入りやすく、編みやすいため初心者におすすめの毛糸です。
〇極太
7.5/0~10/0号の針を使用する毛糸です。
太くて扱いやすい毛糸となっています。
〇超極太
10/0号以上の太い針を使用する毛糸です。
素朴でざっくりとした編み目になります。
毛糸の種類
〇ウール
繊維に空気を多く含むために冬は暖かいです。
型崩れやシワも蒸気をあてると戻りやすいです。
〇ジュート糸
インド麻であるジュートを原料とした糸です。
ナチュラルな風合いと毛羽立ちが特徴です。
インテリアやカジュアルな小物に最適です。
〇アクリル
ウールよりも細く、細い繊維が絡み合っているため保温効果が高くなっています。
汚れを吸着するために、アクリルたわしとしても利用されます。
〇コットン
さらりとした肌触りで洗濯もしやすいのがコットンです。
編みやすく小物やウエアにも適しています。
〇モヘア
毛足の長い柔らかな毛を使用した糸です。
ふんわりとした作品作りに向いています。
〇モール風
表面に光沢加工が施され、しっとりした手触りが特徴です。
〇ループヤーン
糸の表面にループを出すように加工した糸です。
編地に厚みが出て、軽くて暖かい仕上がりになります。
〇ネップ入り
小さな繊維の固まりを入れ込んだ糸です。
不規則にネップが出るので、個性的な作品に仕上がります。
〇ラメ入り
角度によって繊細にきらめくラメが入った糸です。
バッグやアクセサリーなどのフォーマルな作品にも合います。
毛糸のラベル
ラベルには毛糸に関する様々な情報が載っています。
〇品質
毛糸の品質を表しています。
ウールやアクリル、コットンなど書かれています。
〇標準状態重量
糸の重さと全長が書かれています。
作りたいレシピよりも少し多めのものを買いましょう。
〇お取り扱い方法
洗濯方法が記されています。
出来上がった作品はどのように選択するといいのか確認しておきましょう。
〇参考使用針
適した針の太さが記されています。
〇表示ゲージ
適した針の太さで編んだ場合、10×10cmに入る目数と段数が記されています。
〇色番
毛糸の色を表す番号が書かれています。
〇ロット
ロットとは染色する際の釜のことです。
同じ色番号でもロットが違うと色が微妙に異なることがあります。
購入する際は注意しましょう。