編み物で作るミニチュア2選とオリジナル小物の作り方

ミニ小花のコサージュ

最も愛らしく仕上がるアイテムの一つです。お花のブーケは本来美しいものであるので、配色さえ間違えなければどの様な小花を組み合わせてもガーリッシュなイメージに仕上がります。

重要なのはバランスでミニチュアで制作する場合は一般的な小花を集めても良いでしょうし、スミレなどの形が個性的な花をメインに配置しても良いでしょう。

単なるオーナメントや置物としてだけではなく、ブローチなどに仕立ててファッションアイテムとして使うこともできます。

かぎ針での制作が向いています。

ミニクッション

ドールハウスのアイテムとして古くから海外で作られていた大変、手軽に作れる初心者さんに適したアイテムです。複数の色糸を使っての編み込み模様、1色での模様編み、どちらでも綺麗に仕上がります。

平編みでの編み地に刺繍を施したり、縁に飾りのレース編みをつけたりしても良いでしょう。

ミニ動物

シンプルな形で作られている動物が多いですが、それもまた大変可愛く、机の隅にちょこんと置いておきたくなるアイテムです。

作るには少々、難しいかもしれませんが動物の特徴を全面に出して形を作り、目にビーズを使うとそれらしくなるでしょう。大きさによっては目にボタンをつけてもユニークで、慣れてくれば単なるミニチュアの編み物アイテムではなく、オリジナルキャラクターも作れる様になります。

自分らしさが発揮できるアイテムです。

かぎ針での制作が向いています。

オリジナルのミニチュアアイテムの作り方

オリジナルデザインで作るのは難しいと考えている方も多いかもしれませんが、ミニチュアの場合は実用品ではありませんので簡単にオリジナルデザインの小物を作ることができます。

ハットで例えてみますと、装飾が何もない最もシンプルなパターンを使います。縁の部分の目数を1目の中に2目編みます。次の段も1目の中に2目編みます。そうしていくと縁部分がフレアになり、形が変わります。

あとは好みでリボンや小花で飾ってあげればオリジナルの作品となります。

ハットならハットの製図を複数使って、その組み合わせで変化をつける方法もあります。

のり付けを硬くしてハットそのものの形をボンネットの様にしても可愛いく仕上がります。

動物の場合はまずは大まかな形を理解しましょう。

作りたい動物の特徴を、例えばウサギなら長い耳を強調すれば誰が見てもウサギに見えます。ウサギは2足で立たせて前足で動きを作るとユニークなものに仕上がります。

耳の形も立っているものと垂れているものがありますし、目の色も赤と黒の2色がありますので、組み合わせ次第で自分好みのウサギのミニチュアが仕上がります。

動物のミニチュアを作る楽しさは、その飾り付けにもあります。裸のウサギにポシェットをつけてみたり、ハットを被せてみたりすることで、同じウサギを複数作っても飾り付けによって別の子に仕上げられます。

ある程度編めるかたはテディベアやぬいぐるみ、あみぐるみの本を見てミニチュアを作っても良いでしょう。

繰り返しますがミニチュア作品は実用品ではありませんので、遊び心と想像力とで自由にな制作を楽しんでください。

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