おすすめのかぎ針
かぎ針にも種類があり、選び方次第で手に掛かる負担や仕上がりが変わってきます。現在は昔と異なり様々なかぎ針が販売されています。
思いつきにくいかと思いますが汗をたくさんかく人は、針に自分の油が移ってしまい、針のメッキが剥がれることが多いです。使用頻度の少ないとじ針でもメッキが一般的な汗の量の人よりも剥げやすいです。
またメッキのハゲた針は錆が出てしまうので人体に悪影響が出る可能性があります。錆のざらつきで肌をこすって、そのこすった部分から錆が体内に入ります。ほんの少量とはいっても健康によろしくはないので、サビの出た針は処分します。
それではおすすめのかぎ針を紹介します。
クロバー(Clover) かぎ針 両かぎ
かぎ針といえばこのかぎ針を思い浮かべる人が多いでしょう。昔から使われている1本の針の両端にサイズの異なるかぎが付いている便利なかぎ針です。メッキの質もよく、滑りの良いロングセラーのかぎ針です。1本に2サイズのかぎが付いているので1本でも2本持っていることになるので経済的です。ケースに入れる本数も半分で済みますので片付けやすいです。
棒針を中心として編み物をする人にお勧めです。
ハマナカ アミアミ 両かぎ針 ラクラク
製糸メーカー、ハマナカが販売しているかぎ針です。基本はクロバーのかぎ針と同じく1本の両端にサイズの異なるかぎが付いています。
特徴はかぎ針の持ち手部分が樹脂で握りやすい形になっている所です。かぎ針で編んでいると手が痛くなる方は樹脂の持ち手がある方が手が痛みにくいです。
この場合の手の痛みとは腱鞘炎のことなのですが、この腱鞘炎は手を使っている時には痛くなく、使い終わると痛みが出てくる。といったものです。気づかずに悪化させてしまう人も多く、次の段階に行くと朝、目がさめると手が痺れが出てきます。この時は必ず休んで病院へいってください。これ以上悪化させると手術が必要になってきます。
編み物をしていると腱鞘炎はつきものですが、このハマナカ アミアミ 両かぎ針 ラクラクの持ち手なら手に掛かる負担も軽減されます。
クロバー(Clover) カギ針アミュレ
1本のかぎ針に樹脂の持ち手が付いているタイプです。持ち手が樹脂でできているものは手に優しいのが特徴ですが、このかぎ針はさらにお尻の部分まで樹脂になっており、握った時にしっくりとフィットする作りになっています。
1本針は通常、かぎ針を中心とした作品を作る方が多く使用しますので手を痛めないためにもこちらのクロバー(Clover) カギ針アミュレをお勧めします。
メッキの質も良く、よく滑ります。
クロバー(Clover )カギ針ペン-E
かぎ針を中心に制作活動を行なっている方が使用する本格仕様のかぎ針です。アイリッシュクロッシェで有名な如月夕姫さんが使っているのもこのシリーズです。
棒針で編む毛糸用のはかぎ針2/0から10/0まで揃っています。号数が大きくなるほど太くなります。細いレース糸を編むレース針も揃っており、号数も0/0から14/0まで販売されています。レース針は号数が大きくなるほど細くなります。
かぎ針はまずメッキの質が重要です。稀に外国製のものも販売されていますが、メッキの質という点ではやはり日本の技術の方が高く、外国製はハゲやすいです。糸を引っ掛けて編むための道具ですからメッキが禿げるとその部分がざらついて上手に編むことができません。また糸も傷ついてしまいます。
大切な道具ですから良いものを選んでください。